育成制度のコンセプト
1、"健全な心身の向上"
2、"地域社会に貢献する"
3、"リスペクト精神"
ISOFでは、選手育成に力を入れて取り組んでいます。
スポーツは勝負に勝つことが最も大切であると考えられていますが、それだけではありません。もちろん、スポーツを通じて健全な心身を育み、試合に勝つことを目指すことは最も大切な心構えの一つです。しかし、チームメイト、審判員、指導者、サポーター、クラブに関わるステークホルダーの全てに対してリスペクトの気持ちを持つことを忘れては行けません。スポーツは多くの人の支えがあり始めて成り立ちます。試合に勝つことはもちろん、1人の人間としての倫理観をしっかりと持ち、スポーツの枠を越えて社会に貢献出来る選手の育成を目指しています。
ナショナルトレーニングセンター制度
トレセン制度(スポーツ鬼ごっこナショナルトレーニングセンター制度)は、国際スポーツ鬼ごっこ連盟(ISOF)が主管となり実施する人材育成制度となります。
「スポーツ鬼ごっこの更なる未来への発展、継承のため、そして選手、指導員、審判員の育成のために、また将来日本代表選手となる優秀な素材を発掘し、良い環境、良い指導を与えること」を目的としています。トレセンにより選ばれた選手は、国際社会で活躍できる人材を目指し、スポーツに必要な技術やメンタルの強化のみならず、文武両道の精神で、あらゆる分野に精通した人材となることを目指します。
目指す姿
トレセン制度の選手、指導員、審判員の 目指す姿として「Onigokko For All」を掲げています。
全ての人たちの笑顔のための「鬼ごっこ」の精神を大切にする姿勢を目指します。
トレセン制度育成システム
トレセン制度は、ナショナルトレセン、地域トレセン、地区トレセンの階層に分かれています。地区、地域で選ばれた優秀な選手、又はISOFが推薦をした選手がナショナルトレセンへと選出されます。ナショナルトレセンでは、各地から集まった優秀な選手が集まり、高度な指導環境を与えられます。優秀な選手同士で、切磋琢磨をして互いの長所、短所を理解し合い、相互成長をしていく環境を、選手や指導員みんなで創り上げて行きます。
ナショナルトレセン概要
「トレセン制度」の中心となる「ナショナルトレセン」は、各地域から選ばれた優秀な選手たちにより良いトレーニング環境を与える人材育成の場となります。更に、指導員としての指導力、審判員としての審判力のレベルアップの場ともなります。
指導員として必要な指導技術や、メンタル面での指導、健康面での指導、スポーツ以外の分野からの知見を取り入れた学ぶべきことの指導の能力の更なる向上を目指します。審判員として求められる資質、心構えや態度、ジャッジの技術力の向上を目指します。
また、各地域トレセン指導スタッフや、指導員研修会に参加する指導員の方々へ、課題を明確に示すことにより、各地域・地区トレセンの選手たち、トレセンに選出されていなくても、各地のチームの選手や指導員・審判員たちにも情報・知識が伝達されていきます。「ナショナルトレセン」を起点として、選手、指導員、審判員の強化・育成のベースが構築されていきます。
情報の流れ
◎選手…地区、地域、ナショナルトレセンの順番で、選手には情報が伝達されて、上位へと選出をされていきます。
◎指導員…指導員の強化育成のための情報は、ナショナルトレセンを起点として地域、地区へと伝達されていきます。
◎審判 員…審判員の強化育成のための情報は、ナショナルトレセンを起点として地域、地区へと伝達されていきます。